偏った考えなのだけど…
幼児はアンパンマンを必ず好きになると私は思ってたから息子がハマらなかったことが不思議でならなかったです(笑)
子供がグズったり退屈したらNHKの「おかあさんといっしょ」か「アンパンマン」を見せれば、おとなしくしていると思い込んでて…
あれ?娘は夢中で観ていたのに……
息子には通用しなかったのーー
息子は2歳になる前からファッションやプリンセス、人形、フィギュアとか美しくて鮮やかな色や整った造形のものにしか、ほとんど興味を示さなくて車や電車、怪獣や戦隊ヒーローや一般的な子供のおもちゃ、なんて見向きもしません。
小学生になった今でも変わりません。
2歳頃から今でも描く絵はほとんどが女の子の絵やし欲しがるものも、その頃から今も変わらず、お人形やフィギュアやそれに着せるお洋服です。
「お姉ちゃんがいるから仕方ない」と周りから言われていたし私もそう思っていたけれど、お姉ちゃんはトーマスやミニカー、妖怪ウォッチ、アンパンマン、おかあさんといっしょが好きでスカートやピンク色など女子が好きそうなものを好まなかったので家にあるものは男子が好きそうなものばかりだったのに…
遊び方も少しだけ独特です。
お人形やフィギュアの首を取って別の体につけてトレードしたり着せ替え感覚です。
もちろん、三つ編みやお団子ヘアなどのヘアアレンジやペンなどでメイクしたり着せ替えや、ごっこ遊びなどもします。
ですが、とにかくカスタムしたい!手を加えたい!改造欲がすごくて、ペンでメイクしたり粘土やティッシュ、折り紙で服を作ったり髪を坊主頭にカットして自作のカツラを作ったりと、ちょっぴり変わった遊び方なのですが、自分の思い通りに完成しないと癇癪を起こして人形を放り投げます。
そして、その放り投げられたお人形は数年放置されることになります…
そして数年後、懐かしそうに愛でてカスタムし出したりするのです。
そういうクリエイティブな発想と陶芸家の先生が失敗作を投げ割る時みたいな息子が私は大好きです。
でも私に余裕が無い時は「かんべんしてよーーー」って言いながら泣き声が聞こえないように自分の両耳を指で塞いで二階の寝室に逃げます。
泣き声がおさまるまで……
少しずつですが泣く時間が短くなってきたなーって成長を感じる今日この頃です。
小学生になってからは針と糸、フェルトや端切れでマスコットを作ったり、お人形の服を自作しています。
工作をする時や折り紙をしても必ずと言っていいほど顔を書きます。
むしろ人形を制作してるというか…何でも人の顔に仕立て上げてしまうというか…
うまく言えないのですが、どんなものでも人形のように作ります。
息子にとって、お人形やフィギュアを愛でながら自分の世界に浸る…
という時間が一番のストレス発散や至福のひととき
何歳になっても「大好きな何か」があるって、とっても幸せな事だな。
後に自閉症スペクトラムと診断され「興味が限定的」という特性があることを知り幼児期からの息子の遊びや興味について、すごく納得がいった話でした(^.^)
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