自閉っ子の希望の光、米津玄師くん - 発達障害に見えない息子と家族の成長日記

昨年書いた記事をリライトしました。

私の日本人アーティスト最推し米津玄師くん。

高機能自閉症を公表していて20代で鬱を経験したことも本人のブログに書いてる。

彼のブログが大好きで読んできて…

その中から多用に抜粋、引用して発達っ子育児してる私の視点で米津くんを勝手に語ってます。

私は米津くんが自閉症により幼少期から人と違う自分に気づきながら辛さを感じながら生きてきたのを本人のブログ（https://reissuerecords.net/diary/）や歌詞の中から勝手に感じ勝手に共感し勝手に想像してますのでご了承くださいませ。

私は米津玄師くんの人間性が大好きです。

本人のブログの文章やラジオを沢山聴いてきて好きだな、と思った。

こんなに好きになった日本人アーティストは初めてでございます。

もちろん個性的な歌やダンスやイラストも大好きやけど

人間性に1番興味を持ってる

それがあってこその彼の音楽というか…

知ったきっかけは私は菅田将暉くんが大好きで

米津玄師くんと菅田くんが歌う「灰色と青」を聞いて衝撃受けたね。

何？この昭和の懐かしさと天才的な美しさみたいな⁉️って感じたな。

私は全く音楽に詳しくないけど、そう思わせる何かがあって。

後に米津くんが作詞作曲して菅田くんが歌う

「まちがいさがし」もぐっとくるね。

米津くんも大の菅田将暉ファンで初めて会う時、シラフじゃ無理だったらしく初対面なのに米津くんベロベロに酔ってたエピソードも好き🤣

歌詞引用↓

まちがいさがしの間違いの方に
生まれてきたような気でいたけど
まちがいさがしの正解の方じゃ
きっと出会えなかったと思う

そんなこんなで猛烈にブログやネットインタビューを読みあさりラジオ（ジブリの鈴木敏夫さんとな対談も面白い）やボーカロイド時代の曲やCD聴きまくり！

友達何人かに「天才が現れたぞ❗️」とLINEしたな🤣

後に「Lemon」で米津くんが紅白出場した時、私はまるで身内かのように号泣したね。

オタクな私〜笑

公の場に出るの苦手だろうに相当な葛藤やプレッシャーがあっただろう、と。

かなりの勇気が必要だったんじゃないかな、と。

よくぞTVに出てくれた！ありがとうっ❗️❗️ってなった。

その時、もうこの先TV生出演なんて無いと覚悟してたけど案の定、今の所は生でのTV出演は、あの紅白以来無いよね？

米津くんのブログ引用↓

子供の頃は自分の様子が他人と違うことをすごく気にしていて、時に恐ろしいなとまで思っていたので、常に周りのことを観察して人間とは、、、とか社会とは、、、とかしゃらくせえことばかり考えていた

昔ほど気に入らないものに対して熱烈に怒り狂ったり、先が見えないことに対して不安になったりすることも少なくなった

その昔、周りの人間たちの放つ言葉がどういう意味なのかさっぱりわからなくて、なんとなく曖昧に笑ってばかりいたら「きみは笑ってばかりだね」と言われたことを憶えている。あのころからどっか見よう見まねで生きている感覚が根底にあって、はたして自分は許されているのかいないのか、そういう端から見れば瑣末な、しかし当人にとっては重大な問題を紐解いていくことに夢中だった。

普通ではないっていう感覚によって苦しい思いをしてきた自覚もあって

インタビューか何かで本人が言ってた↓

「ずっと普通になりたいと思っていた」

かと言って米津くんはマイナス思考ではなくて内面は自信に満ちていたのかもしれない。

ずっと側に居てくれる幼なじみのギター担当も居たしボカロ界ではトップクラスの人気だったから。

私の勝手な想像やけど

米津くんは、見よう見まねで生活しながら

なんだか自分がイビツで孤独を感じながらも

自分の可能性を信じて生きてきたんじゃないかなと思う。

米津くんのブログ引用↓

時間のながれるスピードが死ぬほど早くなって、気がついたら半袖じゃ暮らせない気候になってたり、近所のスーパーに行く決心をしてから帰ってくるまで1時間くらいかかったり、１日20時間くらい寝てたり。

私もねー

仕事も人間関係も頑張り過ぎた上に上司からのいじめで働けなくなって1日18時間睡眠が2か月続いた経験があってねー

その感覚わかるよ。

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そして、なにより自閉傾向な繊細息子と重ねてしまう。

才能の方ではなく…

米津くんの言う

「見よう見まね」「興味の狭さ」「必要性の感じ無さ」「皆とは違うという自覚」と言うワードと息子が度々口にする「普通になりたい」

という苦しみを重ねてしまう。

米津くんは今でこそライブを楽しめるようになったらしいけど（以前は「上手くできなくて苦痛を伴う時もある」とラジオで言ってた。完璧主義が邪魔をしていたのかな…）

そもそも漫画家になりたい夢があって…

でも音源を作るのが大好きで得意で…

…特に元々は歌手を目指してやってきたわけでは無い所が、またツボでね。

そういう事をサラッと話す所が、また好きなんよ〜

好きな食べ物を聞かれたら食に興味無いのに「とりあえず寿司って言います」ってエピソードとかね🤣

適当なとこも大好きなんよ。

米津くんのブログ引用↓

あの頃はそもそもライブ演奏自体に懐疑的で、音源として世に出したものをわざわざもう一度構築し直す必要性を感じていなかった。興味の幅は狭く、小ぢんまりとした日常の中に埋没していくことが一番の幸福だと疑っていなかった。

米津くんがネットや画集、音楽、芸術、文学や漫画やアニメやらからインプットしまくって

得意な分野（ボーカロイド&画像編集＆イラスト）でアウトプットし続けてきて

　　　　　　↓

その作品が沢山の人から評価され認められ自己有用感や肯定感が積み上げられて

　　　　　　↓

更に興味や人脈や世界が広がり

他者からの提案を受け入れて

自分の声で歌うことやダンス、紅白に出てみようと挑戦し変わっていく姿がね…

いちオバチャンが、おこがましいけど…

開けていく人生を見させてもらうとね。

めちゃ嬉しいし、すんごい素晴らしいなと思うし…

人として愛おしく思うから、これからも熱烈に応援する。

コンサートチケットは当たらずコロナで延期になってしまって…

ライブDVD観て米津くんが描いた素敵なイラスト見て、こだわりのブックレット眺めてる↓

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なにより米津くんが

悩み抜いて生きてきた中で自己の殻を打ち破ってきた様に励まされるんよね。

自閉っ子の希望の光、米津玄師くん

自分が認められ尊重される環境に身を置く事の大事さや

変わる勇気が必要ってことを見せてくれてるというか。

自閉っ子や発達っ子が皆、何か天才的な能力があるわけでは無いし米津くんみたいに大衆から認められるわけではないけどね…

成長過程の1つとして理想的な形だなぁと思ったというか…

「自分はこれが好きだ」というのをいくつか持っていて仕事に繋がらなくともね

生きる糧になればいいなぁと思った次第です。

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今日は米津くん31歳の誕生日おめでとうございます㊗️🎉

米津くんのブログ引用↓

しかしその奥のほうには、何一つ言葉を持たないやつがいることをわたしは知っている。「僕は苦しいです」「あなたが好きです」と表明するだけの言葉すら持つことを許されていない人間がいることを知っている。今はそういうやつにこそ音楽を届けたい。きっと大丈夫だと言ってやりたい。世の中そんな大したもんじゃないと教えてやりたい。わたしだってここまでこれたもの。

少数派の気持ちを押し測れるってのは

少数派になったことのある人にしか絶対に分からないものがあって

その思いを多数派に音楽で共感を与えられる米津くんは天才やと思う。

もちろん音楽を作る才能は飛び抜けてて新しい挑戦や努力だってしてるし本人の歌を見出した社長もすごいし米津くんをずっと幼い頃から見守ってるベースの中ちゃんにも勝手に感謝してる。

米津くんのブログ引用↓

自分の作る音楽はマイナスのところからスタートするものが多いし、所詮メンヘラの音楽でしょとかよく言われるんだけど、そういうマイナスが大きければ大きいほど、プラスに向かう反動も強くなると信じてやまない。暗室にいるからこそ自分は迷わずに明るいものを見つめることができて、また渇望することができるんだと信じてやまない。

ラジオか何かでこんな感じのこと言ってた↓