いつもは息子の発達障害について書いているブログですが、たまには「きょうだい児」である娘のことも書いていきます。
娘は現在小学5年生です。
口答えもしますし「自分は、もう大人なんだ」みたいな雰囲気を醸し出し始めています笑
口数も息子より少なく学校大好き、漫画を描いたり本が大好きで落ち着いた優しい子です。
余談ですが私が、ちょうど5年生の頃は継母から精神的虐待を受けており毎日泣かされておりました。
父や先生、友達にも相談できず「死にたい」と思うも死に方が分からんなぁと思い死ぬのは諦めノートに継母の悪口や出て行け!みたいな事を書き殴って凌いでいました。
「お金さえあれば一人で生きて行ける」と本気で思っていた年頃でした。
なので娘を対等な大人、とまではいきませんが出来る限り子供扱いしないように「でも甘えたい時は甘えてよ?」なんて伝えながら接しています。
娘は息子の3つ上なのですが男女、定型発達と発達障害の違いもあり体感では6.7才離れた姉弟みたいな関係です。
よく面倒を見て可愛がってくれるし、ほとんどケンカもしないので、いつも娘には大感謝(⌒▽⌒)
夢中になって二人で遊んでくれることも多く有難い存在です。
息子はLEGOブロックやフィギュアやお人形でしか遊ばないので娘は、お人形ごっこのような寸劇のようなものに毎回つき合わされます。
息子は自分の思い描いたストーリーで進みたいので娘がいつも、それに合わせてあげているのですが、たまには娘も自分の思い通りにしたい時もあって「それなら、やめる」と急に言い出すことがあります。
すると息子は癇癪を起こし「なんでやってくれないの!!!」と怒り出します。
娘は無視してその場から離れるのですが、あまりにもしつこく「人形ごっこの続き、やろう!!なんで、してくれないの?!」と大声で食い下がる息子に一言。
ほんっとに超デカい声で
「人に期待するな!!!」
……と言い放ったのです。
私はウケました。大爆笑でした。
「人に期待するな」かぁ〜
なんだか深いなぁ。
そうだ皆、人間同士は期待し合いながら生きているなぁ〜。
息子に対しては「たまに学校行って欲しいな」
「読み書き頑張って欲しいな」「後片付けしてほしいな」…言い出したらキリがありません。
娘にも「そんな怒らないで遊びに付き合ってあげてよ〜」「靴下をリビングで脱いで翌日まで放置はやめてくれ」などなど私は期待しています。
期待、希望、願い、言い方も意味も違うけど…要は何が言いたいかと言うと……娘は「人の期待に答えること」が身に染み付いていて、それが当たり前のことだと思ってやってくれているけど、たまに疲れてるのかな?
と感じることがあるのです。
そりゃそうです。
まず息子は家では人の期待には、あまり応えようとしません。
そして私は息子に手がかかるので娘には「自分で出来ることは自分で」と言いますし実際、出来る限り自分でやってくれていますし手伝いもしてくれます。
もちろん息子にも同じように言うのですが、そうはいきません。
彼は期待に応える必要性なんて、あまり感じていませんから。
全く感じてないわけでは無いのですが、そうしたく無いのです。
なので大爆笑した後「わたしにも向けられた言葉なのか…?」と考え過ぎたりしてしまうのです。
「なんで弟だけ色々やってもらえるんだ」
一度だけ、そういうニュアンスの言葉を聞いた事がある気がして。
それくらい娘を頼ってしまってるんでしょうか…子育てに自信の無い私はグラグラ揺れます。
私自身も年子の弟と10才離れた腹違いの妹が居るので長女の立場よく分かります。
長女は甘えるのが下手な人が多いと思ってます。
なので息子ばっかりじゃなくて娘とじっくり向き合ったり甘えさせてあげる時が大事だなんて、いつも考えてはいるけど行動に移せてないと感じた出来事でした。
時間は人一倍?二倍?かかるだろうけど…息子の自立を支援しながら娘を甘えさせる時間を作って参りたいと思います^_^
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