うちの凹凸息子くんは季節や時間が、まだイマイチ分かっていないようです。
「夜のおやつの時間、3時だ！」と言ったら21時の事です。
読み書き障害の子って反対に見えるのかな？鏡文字を書く息子はそんな具合です。
興味が無いのか分かろうとしていないのか、どっちにしろ彼にとって今の所は時計やカレンダーは必要無いらしい。
時の流れに興味が無いのだろう。
今を生きている証拠だ。
息子はコロナ休校明けの３か月ほど午前中だけ学校に行っていた時期がある。
集団の登校班で行くのが嫌で一人で登校していた。
私 「なんで1人で行きたいの？」
息子 「登校班だと何で休んでたの？とか聞かれるから嫌だし独り言をしゃべりながら行ける」
私は、ややウケo(^▽^)o
ひとりごと…。
いつも楽しそうだな君は。
皆より10分遅れて行くので7時50分になると出発していた。
きっと7時50分の読み方は知らないだろうけどアナログ時計の針の位置だけみているっぽい。
もちろん自分の誕生日も、つい最近言えるようになった。
「じゅうにがつ〇にち」という音で覚えているみたいだ。
11月は息子にとってサンタさんから貰うものと誕生日に貰うものの事を毎日、考え始める多忙な時期。
そして急に、お手伝いをしだしたり私の言う事を聞いてお利口さんになる。
息子「お母さん？今年もサンタさん来てくれるかなー？」
私「さぁねぇーいつも散らかして片付けないから来ない気もするなぁ」
↓いつもこんな感じのまま、どこかへ去っていく↓
息子「片付け、がんばるぅ！」
サンタさんを意識し始める。
普段は「私が片付けてよ」と言えば聞こえないフリだ。
もしくは片付けたとしてもデカい声で
「もぉーーなんで片付けなあかんのぉ！」
一旦デカい声でキレます。
そしてハサミ、消しゴム、折り紙、使ったティッシュやお菓子のゴミ、フィギュアを、かき集めて一つのおもちゃ箱に投入して終了。
私はそこで『細かく片付けよ』とは言いません。
何故なら一旦キレながらも片付けたことを良しとしているから。
だから娘が「ハサミどこよーー？」と怒っているのをよく見かけるが、だいたいおもちゃ箱に入っている。
でも11月頃から息子はサンタさんを意識している為、ハサミは所定の場所、ゴミはゴミ箱、人形やフィギュアはおもちゃ箱に片付けれるようになるから、あ〜ら不思議(°▽°)
人間って意識1つで生活が一変しますよね。
もちろん私も息子と気質が似ている為、出しっぱなしにしたい時は出しっぱなしにしている。
子供の頃に「片付けしないなら捨てる」と言われても片付けなかったので、おもちゃを全部捨てられた事があるのだけど以外とスッキリした気分なのを覚えている。
執着するくらい好きなおもちゃが無く次々と興味が新しくなるので、古いおもちゃは捨てられても構わなかったのだ。
そして私は息子ほど物欲も無い。
そんな調子で私は、いつも自分の子供の頃と子供たちを比べては
「偉いなぁ、ちゃんと親のいうこと聞いて」
などと思ってしまい子供を褒め称えている。
自分が、だらしない性格で良かった。
しつけのハードルがとてつもなく低い。
よそのお母さんは、まともな人が多いだろうから片付けしたくらいで褒めないのかもしれない。
「当たり前の事でしょ」って言葉は言われるのも言うのも、あまり好きじゃない。
家族でも人それぞれ価値観が違う。
それで同じ家に住むのだから本当に大変だ。
あまりにリビングが散らかりすぎてイライラする時、私は黙っておもちゃ箱にまとめて2階の息子の部屋に置いてくる。
本人の部屋がぐちゃぐちゃだろうが何とも思わない。
私なりに息子と話し合って片付け場所に収まっている様子を引き出しや棚ごとに写真に撮って貼ったり工夫をした。
一緒に片付ける時もある。
でもやるかやらないか最終的には本人の気分次第や価値観の問題かな。
そんなこんなで年に２か月間は息子が出来る男になるのでありがたい。
しかし毎日、四六時中「サンタさん来るかな？」の質問が多すぎるので、どうにかしてくれーーーっ！！！(((；ﾟДﾟ)))))と思う。
そして、いつのタイミングでサンタの事実を話そうか娘と話し合っている。
年に２か月間、出来る男になってもらう為には可能な限り先延ばしにしたい気もする今日この頃です(°▽°)
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